鶴見区出張エコ教室《第1回》実験で学ぼう!地球温暖化が開催されました 10/3

 末吉地区センターにて東京ガス株式会社横浜支店(以下、東京ガス)の社員の方を講師とし、「鶴見区出張エコ教室《第1回》実験で学ぼう!地球温暖化」が開催されました。(主催は鶴見区地球温暖化対策推進本部) 当日は悪天候にもかかわらず、小学校4~6年生のお子さまと、保護者の方、地域の方の参加があり楽しく地球温暖化について学びました。 鶴見区出張エコ教室《第1回》実験で学ぼう!地球温暖化が開催されました 10/3のイメージ1
 東京ガスでは、小学校の総合学習授業中心に講師をされていますが今回に限り鶴見区出張エコ教室の講師をお引き受けして頂きました。 地球のメカニズムや地球の尊さ、地球温暖化のしくみなどをビデオやパワーポイントで学び、いよいよ地球温暖化モデルを使っての実験です。  二酸化炭素を注入した球状の透明プラスチック容器。注入しない球状の透明プラスチック容器。透明プラスチック容器の中にはそれぞれ地球儀が入っています。ライトをあてることにより、加熱させ温度変化を観察する実験をします。(下左、写真参照)  タイムキーパー、温度測定、グラフ記入する担当者を決め実験がスタートしました。その結果、あきらかに二酸化炭素を注入した地球儀のほうが急な温度上昇することがはっきり分かりました。
 実験後も、地球温暖化を防ぐにはどうしたら良いか考えたり、省エネクイズにチャレンジしたりと子どもたちは活発に発言していました。講師が「これからどう生活する?」と質問すると、子供たちから「水をあまりつかわないようにする」「エコバックを持ってお買い物に行く」などの回答がありました。一人ひとりはそんなたいした効果がないかもしれないが、みんなでやると効果があるんだと講師が強調して言っていました。

 先月、鳩山由紀夫首相はニューヨークの国連総会で演説し、2020年までに1990年比で25%の温室効果ガスを削減するという日本の目標を明らかにし、国際協調の下で温暖化問題に取り組む意思を明確にしました。温暖化問題は私たちの緊急課題でもあります。本教室をきっかけに少しでも地球のことを考えて欲しいと思いました。

 最後にお楽しみ、杉の間伐材を使ってコースターを作成。素敵なコースターを完成させました。間伐材のいい香りが教室中に漂い、エコ教室は終了しました。

 第2回鶴見区出張エコ教室は11/14(土)寺尾地区センターに出張する予定です。お楽しみに!

*間伐材(かんばつざい)とは、森林の成長過程で密集化のため樹木の生育を促すために間引くため伐採されて発生する木材のこと。人工林のスギの場合、10cm - 20cm内外の太さであり、建築用途の材料などには向かない。紙や家具などに利用される。
 
 
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