本日早朝、鶴見区からほど近い綱島まで足を延ばし、鶴見川沿いに咲くハマカンゾウを見てきました。大綱橋付近の左岸では、オレンジ色の花が今まさに見頃を迎えています。自然の宝庫である鶴見川の綱島エリア、ぜひ一度訪れてみてください。

TRネット「花咲く鶴見川」アクションプラン、第2期へ
このハマカンゾウたちは、偶然咲いているわけではありません。「花咲く鶴見川」アクションプランという取り組みのもと、市民団体・企業・行政が連携して育ててきたものです。
第1期は2024年3月に終了し、現在は工場敷地や学校、公共施設など新たな拠点を加えながら、2024年から2029年3月までの第2期プランへと引き継がれています。川辺の拠点に加えて、雨水をためる「レインガーデン」の拠点も今後増えていく予定です。ちなみに推進4年目にあたる2027年は、「横浜・世界花博覧会」の開催年でもあります。綱島の大綱橋近くの河川敷は花カンゾウでいっぱいにする予定。
※鶴見川流域で活動する市民団体:NPO法人鶴見川流域ネットワーキング(略称 TRネット)


「花カンゾウ」とは
ヤブカンゾウ・ノカンゾウ・ハマカンゾウの3種類をまとめて「花カンゾウ」と呼びます。開花期間はそれぞれ異なり、
- ヤブカンゾウ・ノカンゾウ:6月中旬から開花
- ハマカンゾウ:8月上旬から開花
と、3種類を組み合わせて栽培することで、6月中旬から10月上旬までの長期間、花を楽しむことができます。

なぜ鶴見川の川辺で花カンゾウを増やすのか
このプロジェクトには、大きく3つの狙いがあります。
① 外来種を抑え、在来種の花で置き換える 近年、鶴見川の河川敷は花粉症の原因ともなるネズミホソムギなど、困った外来種に覆われてしまいました。広範囲に広がった草を刈り続けるには時間も費用もかかります。そこで、こうした外来種に負けない花カンゾウたちに活躍してもらおうという発想です。
② 生物多様性豊かなビオトープへ 花カンゾウは、チョウをはじめとする多様な生きものを育み、招き入れるための在来植物のお手本でもあります。魅力的で自然豊かなビオトープを地域に生み出す入り口になっています。
③ レインガーデンで水害への備えを強化 気候変動により、これまでにない水害のリスクが高まっています。湿地に対応できる花カンゾウを植えたレインガーデンをつくることは、市民一人ひとりが実践できる保水への貢献にもなります。
今、綱島エリアで見られる場所
今回私が訪れた大綱橋付近の左岸は、ハマカンゾウが見頃です。今年はさらに広がりを見せています。
- 合流地点・寄り洲・湿地沿い:ヤブカンゾウ
- バリケン島:ハマカンゾウが咲き誇り、周辺にも広がりを見せている
- バラ島、ビオトープ、カニ島、バリケン塔:ハマカンゾウが満開





2027年の花博に向けて、鶴見川流域の取り組みはこれからも広がっていきそうです。早朝の散歩がてら、ぜひ綱島エリアで花カンゾウの咲く鶴見川の風景を楽しんでみてください。

参考リンク
https://www.tr-net.gr.jp/ 鶴見川流域は「バクのかたち」
鶴見川流域ネットワーキング(TRネット)

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