横浜市鶴見区の県立三ツ池公園の「上の池」で10月10日~12日の3日間、池の水を抜いて外来魚を駆除する「掻(か)い掘り」が行われ、 約50名のボランティアが汗を流した。掻い掘りは08年2月、公園内に3つある池のうち、「上の池」で初めて実施され、その後も定期的な活動が行われてきたが、水質の悪化にともない繁殖力の強い外来種が再び増加した為 「上の池」の再かいぼりに踏み切った。
共催 三ツ池公園指定管理者(三ツ池公園パートナーズ)
三ツ池公園を活用する会水辺クラブ
全国ブラックバス防除市民ネットワーク
協力団体 井の頭かんさつ会
井の頭かいぼり隊
手賀沼水生生物研究会
技術指導 認定NPO法人生態工房
ウシガエル・幼体(おたまじゃくし)が大繁殖
掻い掘りは08年2月、公園内に3つある池のうち、「上の池」で初めて実施され、成果があって、上の池の割合は100(外来魚):1(在来魚)から1(外来魚):30(在来魚)まで回復した。ブラックバス、ブルーギルが激減した反面、ブルーギルが餌としていたアメリカザリガニが急増。次に、急増したアメリカザリガニを駆除するとアメリカザリガニが餌としていたウシガエルが繁殖した。
捕獲されたウシガエル・幼体(おたまじゃくし)は6,140匹となった。
アカミミガメとアメリカザリガニは「緊急対策外来種」に
今年、3月、環境省と農水省が新たな外来種リストとして「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト(生態系被害防止外来種リスト)」を公表し、アメリカザリガニ、アカミミガメは緊
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