『金子文子〜何が私をこうさせたか〜』2月28日より全国で順次ロードショー公開|横浜シネマリンで3月28日より上映

浜野佐知監督、金子文子〜何が私をこうさせたか〜が、本日2月28日より全国で順次ロードショー公開となりました。

横浜では、3月28日(土)より 横浜シネマリン にて上映されます。
3月28日(土)の上映後には、主演の菜葉菜さんと 浜野佐知 監督による舞台挨拶も予定されています。

本作は、国家権力に抗い続けた無政府主義者・金子文子の、死刑判決から獄中での自死に至るまでの121日間を描いた作品。関東大震災後の混乱の中で検束され、大逆罪で死刑判決を受けた彼女の最期の日々を、残された短歌や手記をもとに映し出します。享年23歳。彼女はなぜ死を選んだのか――その孤独な闘いに迫ります。

監督は、300本以上の作品を手がけてきた浜野佐知。金子文子の獄中手記『何が私をこうさせたか』に心を動かされ、長年映画化を切望してきた渾身の一作です。

東京では2月28日より ユーロスペース ほか全国で順次公開中。
詳細は公式サイトをご覧ください。

公式サイト
https://kanekofumiko-movie.com/

横浜シネマリン
https://cinemarine.co.jp/kanekofumiko/
※3/28(土)上映後、菜葉菜さん、浜野佐知監督の舞台挨拶予定

2025年/日本/121分/製作・配給:旦々舎
監督:浜野佐知
企画:鈴木佐知子
脚本:山﨑邦紀
撮影監督:高間賢治(JSC)
制作:森満康巳
助監督:永関勇
編集:目見田健
音楽:吉岡しげ美
出演:菜葉菜、小林且弥、三浦誠己、洞口依子、吉行和子、菅田俊、白川和子、大方斐紗子、結城貴史、和田光沙、鳥居しのぶ、咲耶、佐藤五郎、足立智充、贈人、浅野寛介、森了蔵、関根大学、巣山優奈

なぜ金子文子なのか

浜野監督は、金子文子の獄中手記『何が私をこうさせたか』を読み、その凄絶な生涯に強く心を打たれました。無籍者として育ち、学校にも通えず、朝鮮の祖母のもとで過酷な扱いを受け、13歳で自死を考えるほど追い詰められた文子。誰にも頼れない状況の中で、自らの思想をつかみ取っていった彼女の姿を、どうしても描きたいと思ったといいます。

しかし、関東大震災や朝鮮人大虐殺を含む100年前の日本を自主制作で描くには予算の壁が高く、公的助成を得ることも難しいと感じ、長年実現できずにいました。

転機となったのは、2019年公開の映画『金子文子と朴烈』でした。鑑賞した浜野監督は、文子が朴烈の恋人としてのみ描かれ、あたかも彼の添え物のように扱われていることに強い違和感と怒りを覚えます。そして「人間・金子文子を自分が描く」と決意したのです。

一般映画の世界へと向かわせる大きな契機
浜野監督が撮ってきた映画は、「映画」としてカウントされないのか

ピンク映画やアダルト映画を300本以上手がけてきた浜野監督。その本数と実績は群を抜き、まぎれもなく第一線で活躍してきた人気監督である。

1996年、東京国際女性映画祭で「日本の長編劇映画の女性監督で最多本数は田中絹代の6本である」という発言を耳にしたとき、浜野監督は耳を疑った。

自分が撮ってきた数百本のピンク映画は「映画」ではないのか。
なかったことにされてしまうのか。
自分は、存在しなかった監督になるのか――。

その強い疑問と憤りが、彼女を一般映画の世界へと向かわせる大きな契機となった。

ピンク映画界では広く名の知られた存在だった彼女が一般映画を撮り始めるのは、1998年公開の『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』へとつながっていく。

横浜での上映

横浜シネマリン 3/28(土)〜
https://cinemarine.co.jp/
〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町6丁目95
045-341-3180

アクセス:JR関内駅北口、京急日ノ出町駅から徒歩5分
横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅から徒歩2分


【前売券】全国共通鑑賞券 1,500円(税込)を当館受付にて発売中!

https://cinemarine.co.jp/kanekofumiko/

横浜シネマリン
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