せせらぎ川にホテイアオイが大繁殖

ホテイアオイが大繁殖

入江せせらぎ緑道は、交通量の多いバス通りから一本奥に位置しており、民家と民家の間には下水処理水が送水され、人工的に作られた小川や緑豊かな遊歩道が広がっています。ところが、この小川に7月に入りホテイアオイ(重点対策外来種に選定されている)が大繁殖し、水面が見えないほどになりました。

繁殖し続けると、他の動植物の生息や水の流れを妨げるおそれがあるため、横浜市鶴見土木事務所の下水道・公園係がすぐに除草作業を行う予定ですので、被害はありません。※すでに除草済み

一年を通して外来生物が大繁殖し地域の人々を驚かせますが、原則として「入れない、捨てない、広げない」を守ることが大切です。

ホテイアオイ 「重点対策外来種
原産地域:南アメリカ
花が美しい水草なので、日本には明治時代に観賞用に持ち込まれた。
淡紫色の花が咲く

https://matsue-hana.com/hana/hoteiaoi.html
ホテイアオイの異常繁茂の弊害と抑制対策について
https://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/kankyo/gairai/pdf/tebiki08.pdf

4月にはオランダガラシが大繁殖

こちらも横浜市鶴見土木事務所の下水道・公園係がすぐに除草作業を行っています

小川を覆いつくす オランダガラシ(クレソン)

オランダガラシ
要注意外来生物(外来生物法)
https://www.asahi.com/articles/ASS2Q3SVDS2QOXIE00M.html
https://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/project/plant_alien/book/index_n/nasturtium.html

重点対策外来種とは、日本の生態系、人間の生活、農林水産業などに大きな影響を与える恐れがあるとして特に対策が必要とされる外来種を指します。この種は、環境省などが指定し、対策が講じられます。重点対策外来種の例として、以下のようなものがあります。
セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris):日本の在来種のマルハナバチとの競争により、生態系に影響を与える可能性がある。
アライグマ(Procyon lotor):農作物に被害を与え、また在来の生態系に悪影響を及ぼす。
ヌートリア(Myocastor coypus):水田や河川にダメージを与える可能性がある。
重点対策外来種は、定期的に見直され、新たに追加されることもあります。また、これらの種に対する対策は、駆除、捕獲、移動制限、繁殖抑制など、多岐にわたります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする