老人ホーム「アズハイム横浜東寺尾」で、4月29日(金)に素晴らしいフラメンコショーが開催されました。このショーは、ギター合奏団「ドミンゴ」とフラメンコダンスグループ「マドレス」の皆さんによるものでした。
アズハイムでは、利用者の方々に楽しんでいただくために、年に数回様々なイベントを企画しています。今回のショーでは、前半は「ドミンゴ」のギター演奏と演歌の合唱が行われ、後半は「マドレス」の華麗な衣装と情熱的なダンスが披露されました。
会場からは、「オレ!」という声援や大きな拍手が送られ、大変盛り上がりました。参加者たちが一体となって楽しむ姿が素晴らしい光景でした。
ギター合奏団「ドミンゴ」
ギター合奏団「ドミンゴ」は、砂辺光男さんが率いる素晴らしいギター合奏団グループです。砂辺さんはフラメンコギター・スタジオアスールの主宰者であり、ギターの先生でもあります。この合奏団のメンバーは、実際に同スタジオの生徒さんたちが参加しています。彼らは地域のイベントや老人ホームなどでボランティア演奏を行っており、地域に音楽と活気をもたらしています。
砂辺さんは51才の時に家業の水道工事関係の会社を閉じ、かつての趣味だったギターを数十年ぶりに再び始めました。伴奏のギターの先生に6年間も師事し、4年前には自身のギター教室を開くことができました。生徒さんたちは26才から73才まで幅広く、中には60歳以上のメンバーも4人います。みんな共通して、若い頃、ギターに夢中になっていた人たちで、再びギターを弾きたいという想いで集まってきたのです。
フラメンコショーは構成が複雑で練習も大変ですが、砂辺さんはラテン・フラメンコ音楽が大好きで、今の活動が彼にとって青春そのものなのだと語っています。彼の情熱と指導のもと、ギター合奏団「ドミンゴ」の演奏はきっと多くの人々の心に響いていることでしょう。
踊りのグループ「マドレス」
「マドレス」は踊りのグループで、主催者の八田先生も砂辺さんと同様に、独身の頃からフラメンコダンスに夢中になり、スペインにも勉強に行くほどの情熱を持っていました。しかし、子育ての期間中は一時的にダンスを中断していました。
約7年前、同じマンションに住むママさんたちから、フラメンコダンスを教えてほしいと頼まれたことがきっかけで、八田先生は週に一回、定期的にダンスを教えるようになりました。今年の大舞台は2度目の出演となる「マドレス」は、とても華麗で情熱的な踊りを披露してくれました。
フラメンコなど様々なジャンルの踊りや音楽を楽しんでほしい
アズハイム(老人ホーム)の職員の方々は、「おじいちゃんやおばあちゃんだから演歌や童謡だけを見せるべき」という固定観念にとらわれず、フラメンコなど様々なジャンルの踊りや音楽を楽しんでほしいとのこと。それは、彼らにとって、新しい表現や刺激が生活に活力を与えることを理解しています。
素晴らしいコラボレーションが実現し、ギター合奏団「ドミンゴ」と踊りのグループ「マドレス」が一緒にステージに立ち、感動的なパフォーマンスを披露してくれました。これからも彼らの熱い活動に期待が高まります。
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