松蔭寺では、イチョウの黄葉が見頃を迎えています。青空と黄金色の鮮やかなコントラストを漫喫

山下公園通りのいちょう並木はピークを過ぎて落葉が進んでいるのに対し、東寺尾、臨済宗松蔭寺ではこれから見頃を迎えます。

松蔭寺銀杏
イチョウとタラヨウ

黄葉は気温が低くなるほど早く進みますが、松蔭寺は山の上にあり、周辺に緑も多いため黄葉が早そうに思えます。しかし、実際には松蔭寺の黄葉はこれからが見頃です。

松蔭寺銀杏タラヨウ
左:イチョウ 右:タラヨウ
松蔭寺銀杏

イチョウの葉には、緑の色素であるクロロフィルと黄色の色素であるカロチノイドが混在しています。普段は緑のクロロフィルが多いのですが、秋になり気温が低くなると、緑の成分だけが分解されて少なくなり、最終的にはカロチノイドだけが残って黄色になります。

松蔭寺銀杏猫
松蔭寺の猫
松蔭寺銀杏
若干まだ緑色が多い
松蔭寺
サザンカも満開
松蔭寺富士山
松蔭寺の脇道を少し上ると富士山が見える

広い空間で地面が緑地であれば色づきは早いのが一般的ですが、松蔭寺ではなぜか黄葉が遅いのです。これから黄葉のピークを迎えます。

横浜市名木古木に指定されている樹木一覧

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