
横浜市が公表した議案書によると、横浜市は、市営バスの運賃改定について条例改正案を提出しており、5月15日の本会議で審議されます。
なぜ値上げするの?
横浜市によると、市営バスは1日およそ31万人が利用する重要な交通機関です。
しかし近年は、
- 燃料費などの物価上昇
- 乗務員確保のための待遇改善
- 運営コストの増加
などにより、現在の運賃収入だけでは運営が厳しい状況になっているとのことです。
横浜市は、「市民の足」であるバス路線を今後も維持していくため、早急な経営改善が必要だとしています。

※1:上限運賃は、一般乗合バス事業の運営に必要な原価に応じて算出される、事業者が収受してもよいとされる運賃の上限額で、国の審査を経て最終的に決定されます。
※2:実施運賃は、実際にお客様からいただく運賃額で、認可された上限運賃の範囲内で事業者が定めます。
【記者発表】令和8年第2回市会定例会議案等提出一覧(PDF:951KB)より抜粋
運賃はどう変わる?
条例では、運賃の“上限額”を現在より引き上げ、大人270円とする方針です。
ただし、実際に利用者が支払う「実施運賃」は負担に配慮し、240円になる予定です。
なお、鶴見区内を運行する川崎鶴見臨港バスでは、2025年3月に運賃改定が実施され、現在の大人普通運賃は240円となっています。今回の市営バス改定案が実施されれば、同額となる見込みです。
子育て世代への配慮も
今回の改定では、
- 通学定期券は据え置き
- 子ども運賃は負担軽減策を実施
とされており、子育て世代への配慮も盛り込まれています。
なお、条例改正後には国への認可申請が行われ、運賃改定は令和9年1月の実施を予定しています。
※現行運賃(220円): 2023年4月1日~

コメント