鶴見、川崎、京浜工業地帯を愛する黒史郎さん著書
横浜怪談、川崎怪談どちらも読まれましたか?

鶴見のホラー作家・黒史郎(くろ・しろう)さん
鶴見生まれ鶴見育ち、2007年、「夜は一緒に散歩しよ」で第一回「幽」怪談文学賞長編部門大賞を受賞。短篇「ラゴゼ・ヒイヨ」で、史上最年少のクトゥルー神話賞(学習研究社主催)の最優秀賞受賞者となる。
著書に『幽霊詐欺師ミチヲ』『未完少女ラヴクラフト』『失物屋マヨヒガ』『怪談撲滅委員会』など。多数。

竹書房から2023年4月に発売された「横浜怪談」をご紹介いたします。続く7月には『川崎怪談』も発売され、京浜工業地帯周辺の怪異が網羅されています
今回は、竹書房から発売された『横浜怪談』をご紹介いたします。
この本には横浜市内の怪談が58話収録されており、その中には鶴見区に関する12のお話も含まれています。著者である黒史郎さんは鶴見区江ヶ崎のご出身。夜中になると鶴見川へと足を運び、作品のインスピレーションを得ているそうです。鶴見川は、黒さんにとって想像力をかき立てる特別な場所となっているようです。
地元に根付いた怪談が多く、読み進めていると『ああ、これ聞いたことがある!』と思うこともあります。普段何気なく通り過ぎていた場所が、実は驚くべき過去を秘めていることに気付かされ、一瞬で背筋が寒くなります。しかし、ただ怖いだけでなく『なるほど』と納得させられる話も少なくありません。そこには、他者の立場に立って考えることの大切さなど、重要な教訓が込められているようにも感じられます。
祟り甚だしい松



ブルボン


鶴見川チャーシュー事件





この本は、自分の住む街を再発見する絶好の機会です。読み終えた後、怪談が書かれている場所を訪れると、鶴見を一層愛するようになるでしょう。自分の住む街の新たな魅力が、この本を通じて浮かび上がります。

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