YFDファッションコレクション2015 学生の才能が輝く 2015/2/27サルビアホール

学校法人桜井学園横浜ファッションデザイン専門学校(YFD、鶴見中央)の学生による作品発表会「YFDファッションコレクション2015」が2月27日、鶴見区民文化センターサルビアホールで開催され、満席の観客を前に学生が手掛けた衣装124点が披露された。 開校以来、毎年一年間の集大成として行われ、今回で67回目を迎えた

学生主体のファッションショー

ファッションクリエイティブ科の生徒がデザイン、制作し、販売のプロを養成するファッションビジネス科の生徒がファッションショーの企画・構成を担当する。 ショーの企画、運営、モデル、作品の展示すべてが学生たちでおこなわれた。

この日、会場には保護者や卒業生などが訪れ、会場は満席だった。 横濱スカーフで作ったワンピースや、近代建築物をイメージして作成したドレスなど、学生が創意工夫をこらした衣装で登場した。衣装を着てステージを一周すると会場からは大きな拍手と歓声が上がった。

このファッションショーは、学生たちが自分たちの個性や感性を表現する場であり、将来の夢や目標に向かって努力する姿勢を見せる場でもある。

櫻井武美理事長は「ファッションは芸術ではない。 売れなくては意味がない。 」 と語り、今後の学生の成長に期待を寄せていた。

横浜の伝統産業「横濱スカーフ」との連携

横浜繊維振興会より提供された横浜スカーフで作成したドレスも多数発表された。 みどころのひとつである。 一時は生産量で世界のトップを占めていたこともあるほど、横浜スカーフは生産技術の質、量ともに秀でている。

スカーフの柄やふんわり感、シルクのつやつやとした質感を活かした仕上がりになっていた。スカーフは『首に巻く』というイメージを覆した創造的なデザインが目を引いた。 この作品は5月に開催される予定の横浜赤レンガ倉庫での「横浜ファッションウィーク」、63回ザよこはまパレードでも発表される。

しっとりと落ち着いたシーン、春風を感じるようなポップなシーン、コンサート会場のようなダンスパフォーマンスあり、あっという間の一時間半だった。

学校法人桜井学園 横浜ファッションデザイン専門学校 https://yfd-c.com/

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