かながわの名木100選 宝蔵院の「源平五色の椿」、まもなく見頃

宝蔵院源平五色椿

宝蔵院には、一本の幹から赤・白・ピンク・絞り(赤白のまだら模様)・ぼかし(にじんだ色)の5色の花を咲き分ける、希少な「源平五色の椿」があります。

この椿は接ぎ木ではなく自然に5色の花をつける珍しい品種で、一斉に開花するのではなく、3月下旬から毎日少しずつ花を咲かせ、5月中旬頃まで楽しめるのが特徴です。

異なる5色の花が競い合うように咲く姿は、まさに不思議な魅力を持つ古木椿。
樹齢は推定600年と伝えられている。

※「源平」と名付けられたのは、源氏が白旗、平氏が赤旗を掲げたことに由来します。

宝蔵院の源平五色のツバキ
山門は鎌倉時代のものだそうです
宝蔵院の源平五色のツバキ
宝蔵院源平五色椿
宝蔵院源平五色椿
宝蔵院の源平五色のツバキ
宝蔵院の源平五色のツバキ解説版

宝蔵院の源平五色の椿
昭和50年3月 横浜市の名木古木に指定
昭和59年12月 かながわの名木100選に選定

樹高 6m、枝張り 6m 根回り 1.6mで 地上1mのところで、幹が三本に分岐し、 胸高周囲はそれぞれ0.9~1mに及ぶ. 樹齢は推定600年と伝えられている。

樹の種類は五色椿(ごしきつばき)で、 接ぎ木ではなく、一本の幹から【赤・白・ ピンク・しぼり(赤白が点)・ぼかし(にじ んだ色)〕の五色(ごしき)の花が咲き分けます。 赤と白の花の色が混じりを生じない超老木 であるところから「源平」の名が付けられ、 花はカーネーションの様に複輪で、蕊(しべ) が花ビラと花ビラの間から出ている 誠に珍 しい樹のため、希少価値で選定されている。
開花時期は3月下旬より5月中旬ごろまで毎日 咲き替わり、特に4月上旬が見ごろです

宝蔵院の源平五色の椿
3本に分岐している

真言宗 寳藏院
馬場4−7−5
交通/JR鶴見駅西口から横浜市営バス38系統「馬場4丁目」下車徒歩3分・川崎鶴見臨港バス鶴01系統「殿山」下車徒歩10分

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