梅の花咲く馬場花木園！園内ガイドで春をもっと楽しむ

馬場花木園では定期的に園内ガイドが開催されています。毎日植物の手入れをしている職員によるガイドは、とても楽しく、園内をより深く楽しめる内容です。ぜひ一度参加してみてください。次回の開催は5月で、ホームページや園内掲示板にて告知されます。ガイドの所要時間は約1時間です。

馬場花木園　季節の主だった花木の本数
今の季節に特徴的なウメですが、コウメ、シダレウメ、リョウガクバイが35本
サクラは、ソメイヨシノ、カワヅザクラ、シダレザクラやヤエザクラ等10種類
ボタンは30株、アジサイは、テマリアジサイの他、ヤマアジサイ、ガクアジサイが
400株ほど植栽されています。

馬場花木園で楽しめる春の花々

梅の花は、しだれ梅、紅梅、緑がく梅など、さまざまな種類が楽しめます。また、春の訪れを感じさせる植物として、以下のような花々も見られます。

• 猫柳 … もふもふとした花穂が特徴
• スノードロップ … 可憐な白い花を下向きに咲かせる（高さ10～20cm）
• ロウバイ（蠟梅） … 黄色い半透明の花を咲かせ、甘い香りが春を感じさせる（梅とは別のロウバイ科）
• クリスマスローズ … ひっそりと咲き、花びらに見えるのは実は「がく片」
• 椿 … 色や大きさの異なる種類が数多く見られる

梅の木は何本あるの？

園内には、コウメ、シダレウメ、リョウガクバイが合計35本植えられています。

リョクガクバイ（緑がく梅）

スノードロップ

可憐な白い花を下向きに咲かせる（高さ10～20cm）

ロウバイ（蠟梅）

黄色い半透明の花。蝋（ろう）がコーティングされたような蝋細工のような花からつけられた名前　香りが強く　梅に似ているが梅科とは関係ないロウバイ科。花弁と萼片（がく）の区別がつきにくい

クリスマスローズ

ひっそりと咲いているクリスマスローズ
ひっそりと咲き、花びらに見えるのは実は「がく片」

写真スポット

梅の開花シーズンには、旧藤本家住宅の主屋やあずまやを背景にしたしだれ梅の撮影が人気です。

猫柳

風に揺れる花穂が、猫のしっぽのように見えることから「ネコヤナギ」と名付けられました

ふきのとうと園内の収穫物販売

先日、ふきのとうが販売されましたが、すぐに売り切れたそうです。購入された方の話では、天ぷらにして食べたところ、ほろ苦くて美味しかったとのこと。今後、園内で収穫された梅なども販売予定ですが、ホームページでの告知はなく、園内の掲示板でのみ案内されるそうです。定期的に訪れてチェックしてみましょう。

福寿草（ふくじゅそう）

園内では、福寿草にネットが掛けられています。これは、福寿草に毒性があるためとのこと。園内ガイドに参加すると、このような疑問が解決されるのも魅力のひとつです。

椿

園内には大小さまざまな椿が咲いており、まだしばらく楽しめます。

花を浮かべてお迎えして頂きました