暑い夏は、背筋がゾクッとする怖い話が読みたくなる季節です。
今回は、鶴見区在住のホラー作家・黒史郎さんの作品の中から、この夏におすすめしたい4冊をご紹介します。
児童向けの短編ホラーから、本格的な怪談長編まで幅広い作品がそろっているので、ホラー初心者から怖い話好きまで楽しめます。

『ラストで君は「まさか!」と言う 都市伝説』 児童向け
小学校高学年から中学生向けの人気シリーズの一冊です。
「こわいほん大賞2026」のぞわぞわ部門で第2位を受賞した話題作で、黒史郎さんは「プロローグ」「夕暮れ時の観光バス」「智奈は積読家」「呪いサポートアプリ・ナラクノソコ」「バチ・ア太郎のライブ配信」の5編を担当しています。
どの作品も最後に思わぬ展開が待っており、タイトルどおり「まさか!」と思わず声が出てしまう短編ホラーです。

『ある学校の色にまつわる怖い噂』 児童向け
「学校」と「色」をテーマにした、5分で読めるホラー短編集です。
「黒い黒板」「黄色い人影」など、学校で見慣れた色が恐怖へと変わっていく全12話を収録。身近な学校が舞台だからこそ、読み終えたあとに学校生活が少し違って見えてしまうかもしれません。最後に暖かい気持ちになる話もあります。
対象は小学3・4年生から小学5・6年生を中心とした児童向けです。

『横浜怪談』
港町・横浜に伝わる怪異や怪談を集めたご当地ホラー。鶴見区の話も多数。
華やかな観光地として知られる横浜ですが、その街には古くから語り継がれる恐ろしい話も数多く残されています。
普段見慣れた風景が、読後には少し違って見えるかもしれない一冊です。横浜が好きな人にもおすすめです。

『夜は一緒に散歩しよ』
2007年、第1回『幽』怪談文学賞長編部門大賞を受賞した黒史郎さんの代表作です。
妻を亡くしたホラー作家・横田卓郎と、毎晩11時になると「散歩に行こう」と誘う幼い娘・千秋。娘が描く「青い顔のママ」の絵をきっかけに、周囲では不可解な出来事や不審死が次々と起こり始めます。
娘への深い愛情と恐怖が交錯する物語は、単なる怪談では終わらない心理ホラーの傑作。読み進めるほどに、逃れようのない恐怖へと引き込まれていきます。

おわりに
黒史郎さんの作品は、子ども向けの短編から本格的な長編ホラーまで幅広く、それぞれ異なる怖さを楽しめます。
「怖い本は苦手」という方でも読みやすい作品から挑戦できるので、この夏は鶴見区が誇るホラー作家・黒史郎さんの作品で、ひんやりとした読書時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。「鶴見区から全国へ活躍する作家を応援したいですね。



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